今年の6月でプレスグループに入り1年が経ちました。山田 希です。
今回のブログより金属加工部プレスグループのご紹介をさせて頂きます。
みな様どうぞ宜しくお願い致します。
今日は初めての更新ということで私の所属する金属加工部のプレスグループはどんなところなのか、
そして、現在どのようなことをしているのかをお伝えしたいと思います。
そもそも『プレス加工』とはどんなものなのでしょうか?
プレス加工とは一枚の金属板(=板金と呼びます)に数十トン~数百トンという圧力をかけて
『曲げたり』、『引き伸ばしたり』、『切断したり』、『穴を明けたり』etc…する加工のことを指します。
例えば、下記のような部品も一枚の板金からプレス加工を繰り返して出来ているのです。
金属のスプーンを何気なく曲げたりすることは手でも出来ますが、
スプーンを100個『直角』にきれいに曲げて下さい5分で!と言われて『それ、それ、それっ!』と
出来る人はいないと思います。(いたらすいません、、、。)
それを可能にするのがもうひとつ重要なキーワードである『金型』です。
プレス加工にはその会社がもつ大切なノウハウが活かされていて、
金型もまさにそのノウハウの結晶と言ってもおかしくありません。
金型についてはまた別の機会にブログでご紹介させて頂きます。
気高電機では上記に記載しましたプレス加工を用いて作成した板金部品を何種類も組み合わせることで、
例えば下記のようなストーブなどを製造しています。
プレスグループでは加工の精度、外観の品質確保だけでなく、加工に携わる作業者がスムーズに加工できるよう
塗装鋼板を保護シート無しで絞り加工を行ったり、段取り替えの効率改善を行うなど
生産性を高める努力を行っています。
今年5月には外部より先生をお招きし、
『金属加工部生産革新プロジェクト』と題しまして生産管理、生産の効率化を進めるために立ち上がりました。
進行中ではありますが、日々みんなの手でよりよい金属加工部をつくり上げるためにがんばっております。
プロジェクトの様子についてもまた随時更新していきたいと思います。
乞うご期待下さい☆